FTMの就職物語とカミングアウト
こんにちは。
宝です。
今日は仕事と会社へのカミングアウトについて書きます!
今やってる仕事は、小売業です。
社員は50人程度のまだまだ小さい会社で、上司との距離がとても近い会社です。
いまは、会社からの指示で店舗で働くいています。 店舗では、制服着用ですが、男女同じ制服なので特に気にはなりませんでした。
入った当初はカミングアウトもしてなかったしホルモン注射もはじめてなかったので、女性用のスーツで会議などに出席していました。
もちろん社員旅行では女子部屋、女子風呂でした。
お前は彼氏はいないのかとよく言われてました。
ちょっとパワハラはいってますけど。笑笑
カミングアウトをするきっかけになったのが、店舗のバイトと付き合い始めて8カ月くらいのことです!
突然の異動でした。それまで同棲していた彼女でしたが、就職も決まっていたので、ついて来ることもできず遠距離?中距離?(まぁ車で1時間半くらいです。)恋愛が始まりました!
彼女は事あるごとに早く結婚したいといってくれました。将来血の繋がった子供は作れませんが、それでもいいといってくれました!
これが引き金となり、はやく戸籍変更したい!とすぐに行動に移しました!
まずはホルモン注射の病院を探す事!車で30分くらいのとこにあり、2週間ほどですぐ診察!(初めての診察編は後日投稿します)
それからホルモン注射を始めました。
そして声が少し変わり始め、ヒゲが生え始め、変化がわかるほどになった時に、主任と二人でこのことについて話しました。
自分が性同一性障害であり、いまホルモン注射を打っていること。
彼女が前の店舗のバイトでいま中距離だということ。
将来的には戸籍変更してその子と結婚したいということ。
そのためには胸と子宮を取らないといけないので、休みをもらいたいということを伝えました。
主任はLGBTのことをよく知っていて、前にも同じような人がいたと話してくれました。
なので、意外とすんなり頑張れといってくれて、『社長と次長には、やわらかーく話しておくね。
でも、あの人たちはおじさんだから、今の若い子みたいにすんなりは受け入れられないかもしれないけど、それでもどうしてもそうしたいんだもんね?』
って言ってくれました。
その会はとりあえず、『どんな子か見せて?』
で写真を見せて終わりました。わら
その後、社長と話をしましたが、やっぱりわかってもらえず。
でも、『わかならいけど、そうしたいならそうしたらいい!それくらいのことで会社を辞めろとかそういう話にはならないし、会社を大きくするために一緒にがんばろう』と言ってくれました!
これで上の人たちにはカミングアウト成功。あとは同期と会社の役員じゃない人たち。
それは会議で発表しました!
男性用のスーツを着て行きました!
みんなの反応は『え?』って感じでしたが、一番仲良い先輩が、『最初からお前のことは男としか見ない。今更そんなこと言われたけんって別に何も変わらん』って言ってくれて、その後の呑み会でも、彼女を見せろといろんな人にいじられましたがそれですみました!
そんなこんなで、今では会う人全員にカミングアウトをしています!
まぁ声も低くなり、胸オペましたので、お客さん、新人のバイトたちは男としか思ってないみたいです!
長くなりましたが、カミングアウトはこんな感じ。
次回は家族へのカミングアウトと26歳FTM初めての診察編を書こうと思います!
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